テナントを導くマッチングサイト「テナリード」を通じて、
テナント物件の契約が成立した高木土地株式会社。
今回は2代目代表取締役高木様に、これまでの会社の歩みや今後の展望
そして「テナリード」についてお話を伺いました。
地域密着から始まった半世紀の歩みと事業の広がり
神奈川県相模原市を拠点に昭和47年に設立。
今年で53年目を迎える高木土地株式会社は、
地域に根ざした経営で売買を中心に事業を展開してきました。
現在では管理・仲介業のみならず、
より専門性の高い不動産コンサルティング業にも力を入れているそうです。
「事業の割合で言うと、売買が6割、賃貸が4割。
物件の割合は事業用が2割、一般住居用が8割になります。
最近では不動産を"動かす"だけでなく、
"活かす"提案ができるコンサルティング力が求められていて、
銀行と同等の金融知識も必要です。」 と高木様は語ります。
テナリードの導入で広がる新しい選択肢
これまでのテナント募集方法は、現地看板の設置や来店対応でしたが、
最近では不動産ポータルサイトを活用。
そしてこのたび、「テナリード」を新たに導入していただきました。
テナリードは出店希望者に対しておすすめのテナント物件情報のオファーが届く「物件オファー型」のサービスです。従来の物件情報サイトとは異なり、限定した方にのみ物件情報や物件写真を公開します。そのため空き物件だけではなく、今後退去予定のような非公開物件も「テナリード」を通じて取引できるのが特長です。
テナリード利用開始から成約まで
テナリードの専用ページから物件情報を登録。
その後おすすめ出店者情報（レコメンドメール）が届いたので、
退去直後のスケルトン物件をオファーしました。
「テナリードでマッチした出店希望者とのやり取りと並行して、
不動産ポータルにも同物件を掲載した結果、合計4件の問い合わせがありました。
その中で、成約に至ったのはテナリードでマッチングした出店希望者でした。
なかなか希望条件に合うものがなく困ってたそうで、
『やっと条件にピッタリな物件に出会えた』
と当社がオファーした物件を非常に喜んでいただけました。
物件の登録から出店者希望者への物件オファー、チャットルームでのやりとりまで、
操作は直感的でわかりやすく、新たな流通経路としての可能性を感じました。」
テナリードでは、不動産業者が登録した物件情報と、出店希望者の希望条件が一致すると
『おすすめ出店者情報』としてレコメンド通知が不動産業者に届きます。
今回はそのレコメンド通知をきっかけに出店希望者へ物件オファーをし、
レコメンド通知が届いてから26日で契約に繋がりました。
これからの不動産業に求められるものとは
「私たちの仕事は"信頼でつなぐ"こと。
不動産の流通手段は進化し続けていますが、
最終的には"誰に頼むか"が重要な業種であることは変わりません。
だからこそ、一つ一つのやり取りを大切 にしています。」
ニーズの多様化と制度改正が進む不動産業界において、
最も大切なことは「地域とのつながり・信頼関係」だと髙木様は語ります。
最後に、これからテナリードを利用する不動産業者の皆さんへのメッセージをいただきました。
「手間がかかりそう、面倒くさいと最初から、やらないと決めつけるのではなく、
新しいサービスを試してみることで
これまで出会えなかったお客様との出会い が生まれることもあります。
テナリードも、まさにそのひとつです。
今後も不動産ポータルサイトと併用しながら利用を続けていく予定です。
テナリードを多くの不動産業者が利用することで、
不動産業界の新たな可能性が切り拓けるのではないかと期待しています。
ぜひ、テナリードを利用してみてください。」
※出店者会員様のインタビュー記事は、コチラ
※このインタビュー記事は、2025年4月時点の取材内容を基に作成しております。
